ブーツのあのニオイもすっきり!緑茶を使った消臭剤で、お出かけがもっと楽しく


秋冬の主役靴といえば「ブーツ」。どんなコーデもブーツを合わせるだけで、オシャレになりますよね。でも、脱いだあとのニオイ、気になりませんか?お友達の家にお邪魔したり、お座敷のあるお店で食事をしたり…、足のニオイが気になってブーツを諦める人も多いはず。そこで今回は、ブーツはもちろん、家中の気になるニオイに使える、茶殻を使った消臭方法をご紹介します。大手化学メーカーや化粧品メーカーも注目している緑茶成分で、秋冬の気になるニオイもすっきり!オシャレも存分に楽しめますよ。

茶カテキンがニオイや菌をノックアウト

緑茶は消臭効果が科学的に証明される前から、家の掃除に広く使われてきました。例えば、畳に茶殻を撒いて目に詰まった埃を取るなどが有名ですが、この時、茶殻は埃だけでなく、ニオイや雑菌までも取っているんです。このような、消臭、殺菌・抗菌作用は、緑茶に含まれるポリフェノールの一種「茶カテキン」によるもので、茶カテキンがニオイのもととなる成分と結合して中和したり、腐敗臭のもととなる雑菌を殺菌・抗菌したりすることで、気になるニオイをすっきり消臭してくれます。茶カテキンは特に、雑菌による腐敗臭やアンモニア臭を抑える効果があるといわれているため、この2つの影響が大きいブーツのニオイの消臭にぴったりです。

消臭には、茶葉より茶殻がおすすめ!

実は、消臭効果を期待するなら、茶葉よりも飲んだあとの茶殻の方がよいのだとか。消臭で有名な活性炭は、炭に開いたミクロの穴に悪臭を取り込み嫌なニオイを消しますが、茶殻も同様、成分が溶け出してできた穴にニオイを吸着するのだとか。茶殻には、茶カテキンもたっぷり残っているため、ダブルの消臭作用で気になるニオイをやっつけてくれます。

とっても簡単!茶殻消臭剤のつくり方

緑茶をおいしくいただいたあとは、ささっと消臭剤に。つくり方も簡単なので、食事の支度ついでにもできますよ。この季節に採れる秋冬番茶は、1年を通しても一番茶カテキンが多く健康緑茶としても人気です。ぜひ風味豊かな秋冬番茶でもお試しください。

材料:
茶殻  適量

つくり方:
1. 茶殻を自然乾燥もしくは、フライパンで10分ほど焦げないように煎って乾かす
2. 袋やガーゼ、容器などに入れ、ニオイの気になる場所に置く

<茶殻の消臭剤を使えば、安心安全にさまざまな場所を消臭できます>

・靴
ガーゼにくるんだ茶殻を靴の中に入れる。

・魚焼きグリル
グリルを使用したあと、グリルが冷める前に茶殻を入れる。

・電子レンジ
耐熱容器に茶殻を入れ、1~2分加熱する。

・靴箱、冷蔵庫など
小皿や容器に入れた茶殻を置く。

※消臭効果を維持するためには、1週間~1ヵ月ほどで茶殻を交換しましょう。

<まとめ>

いかがでしたか?最近街中でも、緑茶カテキンを使ったアイテムをたくさんみかけるようになりました。ペットのおしっこ臭を軽減するごはんや、加齢臭を防ぐボディーソープなどにも使われていて、その機能性がますます注目されています。秋冬は何かとニオイがこもりがちな季節。みなさんも緑茶カテキンですっきり消臭して、快適にすごしてみませんか。