つらい風邪の症状や風邪予防に・・・。ハーブティーはいかが?


寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

この時期は風邪やインフルエンザが流行る時期でもありますね。風邪を予防したい、つらい症状を和らげたい!という人も多いのではないでしょうか?今回は薬効や自然治癒力があるといわれているハーブティーに注目してみました。

ハーブティとは?

調味料や化粧品など、ハーブが使われているものが身の回りにたくさんありますが、ハーブとはいったいどんなものなのでしょうか?

一般的に料理の香り付けや保存料、薬、香料、防虫などに利用されたり、香りに鎮静・興奮などの作用がある有用植物で、緑の葉を持つ草、茎のやわらかい植物などを指すことが多い

(ウィキペディアより)

健康に役立つとして昔から飲まれていたハーブティー

ハーブをお茶のように煎じて飲む飲み物がハーブティーです。病気の治療や予防に効果があるとされている植物の葉や種、根っこなどを煎じて飲む「煎じ薬」のようなもので、もともとは古代ヨーロッパで飲まれていたのだそうです。

「ティー」という名がついているものの、私たちが考える「お茶」とはずいぶん違うもののようですね。しかし最近ではハーブティーとお茶との区別は曖昧で、ハーブティーを嗜好品として飲むことも少なくありません。堅苦しく考えず、おいしく楽しく生活の一部として取り入れている方も多いようです。

風邪に効くハーブってどんなものがあるの?

この時期ハーブティーを飲むなら是非とも風邪予防や風邪を撃退する効果も期待したいもの。どんなハーブティーがあるのでしょうか?

エルダーフラワー

風の初期症状にはこちらのハーブティー。呼吸器の気道をきれいにしてくれる働きをして、昔から風邪の治療に使われてきたんだそうです。

また、利尿作用と発汗作用もあり、体に溜まった毒素の排出を助けるそうですよ。

エキナセア

エキナセアには免疫力を高めウイルスや細菌の侵入を防ぐ働きがあると言われています。抗アレルギー作用もあり、アレルギー性鼻炎のある人や花粉症の季節にも役立ってくれそうです。

風邪の予防のために飲みたいハーブティですね。

カモミール

一般的によく飲まれるハーブティーなので名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。カモミールは抗炎症作用があり、風邪の時の喉の痛みなどを和らげてくれる効果があるそう。

また血液循環を良くして体を温めてくれるそうですよ。風邪の悪寒はつらいものですが、そういうときにも飲んでみるとよいと思います。

また、心身をリラックスさせる効果があるので、寝る前の一杯として普段から取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

タイム

タイムの強い殺菌効果はハーブの中でも1番と言われています。また、たんを取り除く作用や鎮静作用もあると言われており、咳などの症状にも効果を発揮するそうです。

風邪を予防したいとき、タイムを入れたハーブティーを普段からうがい水として使うのもよさそうです。

風邪に効くハーブティーをもっと楽しもう。ブレンド茶のすすめ

さて、いざハーブティーを飲んでみよう!と思ったとき、「おいしく飲めるのか?」「自分の嗜好に合うのか?」とちょっと躊躇することがありませんか?確かにハーブには独特の風味があり、飲み慣れていない場合は苦手と感じる人もいるようです。せっかくなのでおいしく飲みたいですよね。

そこで、おすすめしたいのがいつも飲み慣れているお茶とブレンドする方法です。

ほうじ茶ブレンド

おすすめはほうじ茶ブレンドです。ほうじ茶の香ばしさで独特な香りが和らぎ、飲みやすくなります。さらにほうじ茶には体を温める効果もあるとされています。早速作ってみましょう。

●材料

ほうじ茶 大さじ1杯
エルダーフラワー ティースプーン1杯
エキナセア ティースプーン1杯
カモミール ティースプーン1杯
タイム ティースプーン1杯

●作り方
急須かボットを温めておき、ほうじ茶とハーブティーを入れます。
熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らしてできあがり。
※ハーブティーの量や種類はお好みに応じて加減してください。

【大井川茶園のおすすめほうじ茶】
大井川茶園のほうじ茶(200gクラフトアルミ袋入り)

まとめ

風邪に効くハーブティーはまさにこの時期にぴったりの飲み物。飲み慣れたお茶とのブレンドなら毎日の食卓に気軽に取り入れられそうです。また、ハーブティにプラスして手洗いうがいもお忘れなく!風邪知らずの毎日を過ごしましょう。

※ハーブは健康に役立つと同時に、副作用やアレルギー症状が現れる場合もあります。特に妊娠中や授乳中、他の薬を服用している方や持病がある方は注意が必要です。医師と相談して無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。