【日本の銘菓を探る】お茶と一緒に味わいたい茶菓子の名店～大阪編～
日本各地にある銘菓の数々。お茶請けはもちろん、お土産物としても喜ばれる一品です。前回の「東京老舗編」に続いて、今回は大阪編をお届け。老舗として知られる有名店から、地元で愛され続ける隠れた名店まで、多くの菓子店がある中から、特におすすめの銘菓をピックアップしてみました。大阪に足を運んだ際には、ぜひ参考にしてみてください。
お茶請けにおすすめ！大阪の銘菓をピックアップ
くいだおれの街・大阪には「うまいもん」が数え切れないほどありますが、和菓子や洋菓子、焼き菓子などもその一つ。多くの銘菓が名を連ねる中から、お茶請けにおすすめしたい一品をご紹介します。
みたらし小餅
「みたらし団子をもっと食べやすくしたい」という想いから、1989年に生まれたみたらし小餅は、大阪の新しい定番みやげとしても有名。もちっとした食感が魅力ですが、添加物などはほとんど使っていないというこだわり。手軽さとおいしさを両立した銘菓です。
千鳥屋宗家 本店
〒541-0053
大阪府大阪市中央区本町3丁目4-12
https://www.chidoriya.jp/item/mitarashi.html
肉桂餅（にっきもち）
南蛮貿易の時代に栄えた商人の町「堺」。ヨーロッパや中国の文化を取り入れつつ、日本独自のお菓子づくりに取り組んできた八百源の定番と言えば「肉桂餅（にっきもち）」。肉桂（シナモン）を求肥に練り込み、小粒のこし餡を包み込んだ唯一無二の風味が魅力です。
八百源来弘堂本店
〒590-0943
大阪府堺市堺区車之町東2丁1-11
茜丸 五色どらやき
あんこの老舗が作る五色の甘納豆を使ったどら焼き。大阪ではテレビCMでもお馴染みです。定番の五色どらやきに加えて「大栗どらやき」「プリンどらやき」「抹茶どらやき」など多彩なバリエーションでも楽しませてくれます。
茜丸本舗 本店
〒543-0052
大阪府大阪市天王寺区大道2-13-15
みたらし団子
丸い団子とは違って、円筒状に仕立てられているのが珍しい喜八洲総本舗のみたらし団子。たまり醤油やザラ糖、昆布ダシが生み出す深い味わいのタレと、団子の焦げ目の香ばしさが絶妙な銘菓です。
喜八洲総本舗
〒532-0024
大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目4番2号
http://www.kiyasu.jp/index.html
さつま焼
住吉大社御用達菓子店として、地元で愛され続ける老舗・末廣堂。十勝小豆の自家製こし餡を竹串に差して、1本1本を手作業で焼き上げた「さつま焼」が定番商品です。
末廣堂
〒558-0051
大阪府大阪市住吉区東粉浜3-12-14
https://osaka-suehirodo.com/index.html
フルーツ餅
明治22年創業の老舗和菓子店が手掛けるのは、旬のフレッシュな味わいを楽しめる「フルーツ餅」。一口サイズの食べやすさに加えて、見た目にも美しい色鮮やかな和菓子。上品に仕立てた白餡と瑞々しいフルーツの相性がバツグン。
松竹堂 吹田山田本店
〒565-0821
大阪府吹田市山田東2-36-2
https://www.fruitmoti-shoutikudou.jp/
台湾カステラ
フワフワの食感で、幅広い年代から支持されているのが台湾カステラ。台湾菓子 万華では伝統的な焼き方にこだわり、素朴な甘さが楽しめる一品。台湾ヌガーケーキなども人気です。
台湾菓子 万華（たいわんがし ばんか）
〒530-0041
大阪府大阪市北区天神橋1-12-20
和洋
G20サミットでも提供され、注目度を高めた一品。アーモンドをコーヒーと生クリームの風味に仕立てた上品な味わいが特徴。豊潤な香りと苦みのコントラストがおいしさの秘訣です。
粟玄 住吉本店
〒558-0046
大阪府大阪市住吉区上住吉１-２-３
ザブトン モンブラン
毛糸を編み込んだニット生地のような網目模様が特徴的なモンブラン。丹波産の栗と洋栗を調合した甘さ控えめのモンブランムースが絶品です。
マサヒコオズミパリ
〒540-0021
大阪府大阪市中央区大手通2-4-8 assess 大手通ビル1F
https://masahiko-ozumi.com/index.html
大阪銘菓をご家庭でも楽しんでみて
お茶請けとしてはもちろん、土産物としても人気の大阪銘菓をピックアップしてみました。老舗の伝統的なおいしさから、新進気鋭のシェフが生み出す味わいまで、お菓子一つをとっても懐の深さを感じる大阪。くいだおれの街が生み出したおいしさをぜひ味わってみてください。