すっきりしない梅雨の時期こそ、緑茶でリラックスを!


梅雨の時期って、病気じゃないけどなんとなく調子が悪い、と感じる方は意外と多いのではないでしょうか。

気温や湿度の変化する季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。ぜひそういう時は無理をせず、リラックスできる日を意識的に作っていきましょう。

梅雨の時期は自律神経が乱れやすい季節

人体には生体恒常性(ホメオスタシス)と言って、体温や血糖値など体の状態を一定に保とうとする機能が備わっています。体温を一定に保つため、気温が低くなると体の中心に熱を集めるべく末端の血管が縮こまったり、気温が高くなると発汗し、蒸発させることで体熱を下げるようにできています。

この体温調節を行っているのが自律神経であり、温度や湿度が急激に変わる季節の変わり目は、それまで行っていた体温調節が上手くいかなくなり、結果自律神経が疲弊してしまう、ということがおきやすいのです。

よって季節の変わり目には、病気ではなくとも何となく調子が悪くなりやすい、と覚えておきましょう。

湿度が高いと体温調節がうまくいかない

また、寒暖差という言葉があるように、寒かったり暑かったりすると、病気になりやすいというイメージは皆さんお持ちかと思います。その分、湿度は高くても大丈夫だろうと思われるかもしれませんが、実は湿度が高いと、体温調節がうまくいかなくなるんです。

これからの季節、雨といっても気温はどんどん上がりますよね。しかし、湿度が高い、つまり空気中に水蒸気が多い状態だと、汗はなかなか蒸発せず、結果体熱を下げることができなくなります。よって必然的に体温も上がり、結果「調子が悪い、すっきりしない」という感じが続くのです。

疲弊したカラダに、リラックス効果のある緑茶を

すっきりしない今の季節は、ぜひ無理すること無くさまざまなものに頼ってしまいましょう。特に緑茶は、食欲が無くても手軽に飲めるのでぜひオススメです。

緑茶には抗菌、抗酸化作用のある「カテキン」が含まれていることで有名ですが、実は緑茶のうまみ成分であり、リラックス効果のある「テアニン」も多く含まれています。

テアニンとは緑茶に含まれるアミノ酸の一種で、リラックス効果をはじめ、睡眠の質の改善やストレス緩和も期待できると言われている成分です。実はカテキンの元となる成分がテアニンで、テアニンが日光にあたることでカテキンに変化します。

テアニンは新茶や玉露に多い

前述したように、テアニンが日光にあたるとカテキンに変化するので、あまり日光の当たっていないお茶にはテアニンが多く含まれているといいます。なので、あまり日光を浴びない若い芽や、日光を遮断して育成する茶の芽は多くのテアニンが期待できるでしょう。

その年で最初に収穫する新茶や、日光を遮断して育てる玉露にはテアニンが多く含まれていると言われていますので、リラックスしたい時には、その年に採れた新茶やテアニンをたっぷり含んだ玉露を選ぶといいですね。

大井川茶園では、新茶はもちろん玉露も幅広く取り扱っております。ぜひ自分への日々のちょっとしたご褒美として、新茶や玉露を購入されてはいかがでしょうか。