体重が気になる方必見!むくみ解消に温かいお茶を飲もう!


「正月太り」という言葉もあるように、年末年始は運動不足になりがちな上、美味しいものをたくさん食べるので体重が気になる方も多いのではないでしょうか。

しかし、体重が増えるのは単に太ったからではなく、身体が水分を多く蓄える「むくみ」である可能性も。冬は特にむくみやすい季節と言われていますから、まずはむくまないための方法をきちんと把握していきましょう。

 

そもそもむくみとは

むくみとは、簡単に言えば「身体に余計な水分が溜まっている状態」です。

人の身体のおよそ6割は水分と言われており、細胞組織はもちろん、血液やリンパ液、細胞の隙間をうめる間質液など多くの水分で構築されています。

通常、それぞれの組織の水分バランスは一定に保たれているのですが、さまざまな要因でそのバランスが崩れ、間質液が多くなってしまうことがあります。これが「むくみ」です。

むくみの原因その①:血流が滞る

むくみの原因はさまざまですが、身近な例で言えば「血流が滞る」ことが挙げられます。

立ちっぱなしで仕事をして夕方になると靴や靴下がきついと感じる、朝起きると顔がむくんでいる、という経験は皆さんも馴染みがあるのではないでしょうか。

これは同じ姿勢を取り続けた結果、重力の影響で血流が滞り、その間血管から水分がしみ出すことで起こります。

 

そのため、むくみを解消するためにはまず「血の流れを良くする」ことを意識しましょう。適度に身体を動かすことはもちろん、身体を温めることも重要です。

人の身体は体温が下がると熱を逃がさないよう、血管が収縮する仕組みになっています。特に細い血管は収縮すると血流が滞るため、温めることによってむくみ解消にもつながるでしょう。

むくみの原因その②:塩分の摂り過ぎ

お正月に欠かせないお節料理ですが、数の子、昆布巻き、かまぼこと塩分量の多い料理も目立ちます。

実はこの塩分、むくみと非常に関係が深いのです。

塩分に含まれるナトリウムは、身体の中の水分のバランスを保つために必要不可欠な栄養素です。ですがこのナトリウムを摂り過ぎると、血中のナトリウム濃度が増加し、身体はバランスを一定に保つため、排出される水分まで溜め込んでしまいます。

いわゆるこれがむくみであり、塩分の摂り過ぎもまたむくみの原因となるのです。

 

そのため、塩分量に配慮した食事をすることで、むくみの解消につながる可能性は大いにあります。

またナトリウムを身体の外に排出する働きを持つ「カリウム」を多く含む食材を意識的に取ることも、非常に有効でしょう。

カリウムを多く含む食材は、バナナやアボカド、サツマイモといった果物や野菜をはじめ、黒糖にも多く含まれています。塩分を摂り過ぎた次の日は、カリウムを多く含む食材を食べることをオススメします。

寒い季節は温かいお茶でむくみ解消を

お茶にもカリウムは含まれており、特に玉露や抹茶に多いと言われています。

むくみやすい寒い季節は、サツマイモや黒糖をお茶菓子にして、温かいお茶を飲んで過ごしてみてはいかがでしょうか。