世界で大人気!驚きの食材でアレンジした、フレーバー緑茶を楽しもう!
緑茶の輸出量が年々増える中、数年前から世界的なブームになっているフレーバー緑茶をご存知でしょうか?日本でも、ぶぶあられを散らしたり、桜の塩漬けを入れたりとアレンジされることもある緑茶ですが、海外では驚きの食材やスパイスと合わせて楽しむ文化が生まれつつあるのだそうです。そこで今回は、日本を飛び出し、さまざまに進化しているフレーバー緑茶とそのレシピをご紹介します。おうちにあるあの野菜や調味料を使った面白いレシピもありますよ!ぜひお試しください。
世界のフレーバー緑茶で使われている、驚きの食材とは?
アメリカやヨーロッパをはじめ、緑茶は今や健康に欠かせない飲み物として、世界中で飲まれるようになりました。当初はペットボトル飲料が主流だったものの、本格的に茶葉から淹れる人も増え、独自の文化とコラボした、さまざまなフレーバー緑茶が生まれています。
例えば、
・ハーブ類:バジル、ミント、パセリ、ジンジャー、しそ、ローズマリー
・スパイス類:コショウ、シナモン、サフラン、バニラ、山椒、唐辛子
・ドライフルーツ:レーズン、ドライマンゴー、ドライいちじく、ドライオレンジ、ドライアップル
・果物の皮:ブドウ、柑橘系果物(レモン、みかん、すだち、ライム、グレープフルーツ)、桃、りんご、パイナップル
など
以前にもご紹介した、生の果物やドライフルーツを使ったフルーツティーは比較的日本でもなじみがありますが、パセリ、バジルといったハーブや和食によく合う山椒や唐辛子といった驚きのコラボレーションまで、実にそのアレンジは多彩。文化の違いで口に合う合わないはあるにせよ、ここまで幅広い食材と合わさることのできる緑茶のポテンシャルは見事です。
おいしい、フレーバー緑茶のつくり方
<おいしくつくるポイント>
ポイント1
食材は、あまり多種をまぜすぎない。まずは、好みのものを1~2種類選んで試してみましょう。
ポイント2
香りの強いスパイスやハーブ、柑橘系の皮などは、多く入れすぎると緑茶の風味が消えてしまうため、ごく少量にしましょう。
ポイント3
香りをより立たせたいスパイスなどは、湯呑に緑茶を注いだあと、うどんやおそばに七味唐辛子をかける要領で加えてもOK。
つくり方:
- パッケージに書いてある分量の煎茶を急須に入れる
- 1に好みの食材を1~2種類入れる
- 70~80℃のお湯をそそぎ、30~40秒蒸らし、茶漉しなどで濾しながら湯呑に注げばできあがり
<まとめ>
いかがでしたか?カテキンやテアニンなど、含まれる健康成分が大注目され、輸出量が右肩上がりに増えている緑茶。日本同様、ティータイムや日常的な水分補給の飲み物としてはもちろん、緑茶=●●といった固定観念がない分、海外では驚くような面白い飲まれ方もしているようです。山椒や唐辛子!?と聞くと少し戸惑いますが、料理の出汁としても使える旨み成分たっぷりな緑茶に、山椒や唐辛子は意外と合います。今回ご紹介したアレンジ食材は日本でも手に入るものばかり。ぜひ一度、お試しください。