除菌もできてすっきり!緑茶を使った大掃除
いよいよ、今年もあとわずか。お正月を迎える準備は進んでいますか?年末にバタバタしないように、できれば大掃除だけでも早めに済ませておきたいですよね。最近は環境保全を考慮し、重曹やクエン酸などナチュラル素材を使って掃除をする人も随分増えてきました。その中で見直されているのが、緑茶のお掃除力です。とりわけ茶殻には、家中をキレイにする成分がたっぷり。そこで今回は、大掃除にもぴったりな、緑茶を使ったお掃除術をご紹介します。
緑茶に含まれるあの健康成分で、家中をすっきり
茶殻での掃除といえば、畳。実は湿った茶殻を畳に撒いて箒で掃くと、埃の吸い取りと拭き掃除の両方を一度にでき、時短にもなります。昔の人は賢いですよね。そして緑茶にどのような成分が含まれていて、その成分にどのような働きがあるのか科学的に分かる今だからこそ、茶殻を掃除に使わない手はありません。例えばカテキン。抗菌、抗ウイルス、消臭など、言わずと知れた作用を持つ成分です。茶殻にはカテキンがたっぷり。また、酸性※である緑茶は、アルカリ性である水アカの除去にも役立ちます。茶殻を捨てるなんてもったいない。今日から掃除に使いましょう。
家中ピカピカ、茶殻を使ったお掃除術
■水回りの汚れ落としに
シンクや洗面所、浴室などにたまりがちな水垢。放っておくと固まって取れにくくなることも。酸性である緑茶は、アルカリ性の汚れの代表格、水垢掃除に役立ちます。やり方も簡単。湿った状態の茶殻をお茶パックなどに入れ水垢をこするだけで水回りがピカピカに。
■フローリングや畳の掃除に
フローリングや畳など、いわゆる床は埃がたまっているだけでなく、ウイルスや細菌が潜みやすい場所。そのため、拭き掃除がおすすめです。昔のように茶殻を撒いて箒で掃いたり、雑巾に湿った茶殻を挟んで拭き掃除をしたりすれば、カテキンの抗菌、抗ウイルス作用も手伝って、すっきり。
■玄関やベランダの掃除に
埃に砂や土などがまじりやすい玄関やベランダの掃除でも茶殻が活躍。少し湿った茶殻を多めに撒いて掃けば、埃と一緒に茶殻が砂や土をからめとり、拭き掃除もしたような状態に。
■電子レンジやグリルの匂いとりに
カテキンの消臭作用を使えば、匂いが気になる場所もすっきり。例えば、電子レンジや魚焼きグリル、冷蔵庫、靴箱やブーツの中、ペットのトイレ回りなど。フライパンで炒ったり、天日干ししたりした茶殻をお皿やコップ、お茶パックなどに入れ、置いておくだけで、匂いを軽減することができます。
<まとめ>
いかがでしたか?地球の温暖化や異常気象など、環境の悪化が目に見えるようになり、より地球にやさしい生き方が模索されはじめています。例えば、たくさんの洗剤が使われる掃除。科学的にも証明された緑茶のパワーを使えば、ナチュラルなものを使いながら、家中すっきりとお掃除できそうですね。みなさんもぜひお試しください。