睡眠不足に悩む日本人の救世主!?緑茶に含まれるあの成分で、冬を元気に乗り切ろう!


これまでも睡眠時間の短さを指摘されてきた日本。2018年のOECD※の調査でも、日本人の平均睡眠時間は7時間22分とすでに世界ワーストワンを記録していましたが、さらに現在では6時間27分と悪化の一途を辿っています。睡眠は、単なる眠気からの解放だけでなく、自律神経やホルモンバランスの調整、器官の修復、記憶の定着、免疫機能の増強、脳の老廃物の除去など、精神と体を維持するための重要な役割を担っています。そこで今回は、十分に睡眠時間が取れない日本人の救世主ともいえる、緑茶に含まれるあの成分をご紹介します。風邪が流行るこれからの季節の免疫力アップにも、一役買ってくれるその成分とは?

※ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め38ヶ国の先進国で、国際マクロ経済動向、貿易、開発援助といった分野に加え、最近では持続可能な開発、ガバナンスといった新たな分野の分析・検討を行っている機関。

睡眠不足は風邪をひいたり、こじらせる原因になる

私たちの周りには、細菌やウイルスが常に存在しています。目には見えないため気づきませんが、手や飛沫を介してほぼ毎日のように体内に取り込んでいるのです。にもかかわらず、元気に過ごせているのは免疫のおかげです。その免疫の働きを低下させる大きな原因の一つといわれているのが睡眠不足。なんと睡眠時間が6時間未満の人は7時間以上の人より、4倍も風邪をひきやすいというデータも。しかも、睡眠不足はインフルエンザワクチンなど、ワクチン接種後の抗体価にも影響することが分かってきています。

緑茶に含まれる「テアニン」が、日本人の睡眠不足を救う!?

十分な睡眠時間が取れない場合、睡眠の質を上げることで体の機能を回復させることができるといわれています。そこで近年注目されているのが、緑茶特有の成分であるテアニン。テアニンは脳の興奮を抑えて神経を落ち着かせることが、脳波を計る実験で証明されています。このリラックス作用が寝つきをよくし、睡眠中の覚醒を減少させ、総合的な睡眠の満足感を高めるといわれているのです。テアニンは玉露や抹茶などに多く含まれていますが、もちろん煎茶にも含まれています。緑茶をうまく生活に取り入れることは、睡眠不足の解消だけでなく、インフルエンザやノロウイルスなどが流行るこれからの季節の風邪予防にもぴったりですね。

 

参考HP:日本経済新聞「睡眠不足は万病のもと たった一晩でも油断大敵」

<まとめ>

いかがでしたか?世界的にみても、異常なくらい睡眠時間が短い日本人。これは何もビジネスマンだけでなく、子育てをするお母さんや子どもたち全体にもいえることなのです。睡眠不足は免疫にも影響を与えますが、認知症や学習障害への影響も大きく、お年寄りや子どもたちにとっても早急に解決すべき課題となっています。睡眠の質アップには、寝る1時間前の摂取が推奨されています。氷出し緑茶は、カフェインも少なくお子様でも安心です。ぜひ日々の緑茶習慣で、寝起きすっきり、元気な毎日を手に入れてくださいね。