慌ただしい日常でも、おいしい緑茶が楽しめる!インスタント緑茶の淹れ方


緑茶を茶葉から淹れるには、ちょっとだけ手間がかかります。忙しい現代社会の中では、そのちょっとさえも億劫に感じてしまうことがあるかもしれません。でも本当は緑茶が好きで毎日でも飲みたいと思っている人もいるはず。そこで今回は、粉末茶や緑茶のティーバッグでも急須を使って丁寧に淹れた味に近づけることができるコツをご紹介します。この方法を実践すれば、慌ただしい朝でもおいしい緑茶が食卓に。健康成分もたっぷり摂りこんで、心も体も元気に過ごしましょう。

粉末茶のおいしい淹れ方

お湯にさっと溶けてすぐに飲める粉末茶は、お手軽緑茶の定番です。湯呑やコップに直接粉末茶を入れ、お湯を注ぐこともできますが、ほんの少し手間をかけるだけでよりおいしくなります。粉末茶は茶葉をパウダー状に加工しているため、緑茶の健康成分もそのまま摂ることができます。お寿司屋さんなどで提供される粉茶とは別物なので、間違わないようにしましょう。

 

材料:2杯分

・粉末緑茶 1g

・お湯 400ml

※沸騰させ少し冷ましたもの

・耐熱の計量カップ

・湯呑み

 

つくり方:

1.耐熱の計量カップにお湯を400ml注ぐ

2.1に粉末緑茶を入れる

3.マドラーなどでしっかりかきまぜる

4.3をふたつの湯呑に交互に入れ、濃さを調節する

 

粉末緑茶の1gがどれくらいの量か、よく使うスプーンなどで目安を計っておくと、次回から計量する手間も省くことができます。また、もっと時短したい人は、少し口の大きなカップにお湯と粉末緑茶を入れ小さな泡立て器でしっかり混ぜましょう。粉が残ると味が落ちてしまうので、しっかり混ぜること、そしてすぐ飲むことがポイントです。

 

緑茶ティーバッグのおいしい淹れ方

緑茶ティーバッグも茶殻を捨てたり急須を洗ったりする手間が省けるうえに、自分好みの茶葉で手づくりすることができます。

 

材料:2杯分

・緑茶のティーバッグ 1個(5g)

・お湯 500ml

※沸騰させ少し冷ましたもの

・耐熱の計量カップ

・湯呑み

1.耐熱の計量カップにお湯を500mlとティーバッグを入れる

2.ティーバッグのひもを揺らしながら静かに待つ

3.茶葉からエキスが十分出たらティーバッグを取り出し、ふたつの湯呑に交互に入れ、濃さを調節する

 

早く飲みたいときはついかき混ぜてしまいたくなりますが、余計な渋みが出てしまいます。同様の理由で、ティーバッグを上から押しつぶさないことも大切です。また、適度な濃さに抽出した後は、ティーバッグを入れっぱなしにしないで取り出したほうが雑味が出にくく、お茶のおいしさが引き立ちます。

<まとめ>

いかがでしたか?急須で淹れるのは面倒だけれど、ペットボトルの緑茶はちょっと…。という人にも、今回ご紹介した粉末茶やティーバッグを使ったお手軽緑茶はおすすめです。粉末茶は粉の溶け具合を、ティーバッグはエキスの出具合をちょっと意識するだけで、いつもよりおいしい緑茶が楽しめますよ。急にお茶漬けが食べたくなったときや、緑茶酎ハイが飲みたくなったときにもさっとつくれるので、ぜひみなさんも試してみてくださいね。