夏バテの回復飯にもぴったり!今食べたい「氷茶漬け」レシピ
食欲が落ちる夏でも、なぜだかさらりと食べられる日本のソウルフード「お茶漬け」。熱々のお茶やお出汁をかけて、食事の〆や夜食にいただくことの多いお茶漬けですが、この時期おすすめなのが、頭がキンとなるほどに冷たい「氷茶漬け」です。ゴーヤやキュウリ、ミョウガや大葉といった夏野菜もたっぷり使う氷茶漬けは、夏バテしたカラダの回復飯としてもぴったり。市販の緑茶もいいけれど、自分好みの茶葉を使ってつくる氷茶漬けはまた格別です。今回は、そんな今の時期にぜひ食べてほしい、氷茶漬けレシピをご紹介します。
まずは、「氷茶漬け」の下準備をしよう
レシピも豊富で、さまざまな具材で楽しめる氷茶漬けですが、まずは基本となる、緑茶氷と冷茶、そして氷茶漬け用のごはんをつくりましょう。
材料:(1人分)
・緑茶の茶葉 5~8g
・水 500ml
・ごはん 1膳分
・製氷機
- 冷茶ポットに茶葉と水を入れ、冷蔵庫で4時間ほど冷やし水出し緑茶をつくる
- 1でつくった緑茶を濾しながら製氷機に入れ、凍らせて緑茶氷をつくる。残った冷茶は茶葉を取り除き、そのまま冷やしておく
※あらかじめ、茶葉をパック詰めしておくと濾す手間がはぶけて便利です
- ごはんは、食べる直前にさっと水洗いし水気を切っておく
茶葉は、具材の味の邪魔をしないすっきりとした煎茶がおすすめです。煎茶以外にも、麦茶やほうじ茶、だし汁などでも代用ができます。ごはんが温かいとせっかくの涼感がなくなってしまうため、食べる直前に水洗いしてぬめりと熱をとっておきましょう。
夜食にもぴったり、「氷茶漬け」レシピ
■たたき梅としらすと大葉の氷茶漬け
材料:(1人分)
・ごはん 1膳
・緑茶氷 5個
・冷茶 150ml
・梅干し 1個
・しらす 20g
・大葉 1枚
・いりごま 小さじ1杯
つくり方:
- 梅干しを種からはずし、包丁でたたく
- 大葉を千切りにする
- ごはんの上に、緑茶氷、大葉、しらす、梅干しの順にのせ冷茶といりごまをかける
■山椒鰻の氷茶漬け
材料:(1人分)
・ごはん 1膳
・緑茶氷 5個
・冷茶 150ml
・鰻の山椒煮(市販の物、なければ鰻の蒲焼と粉山椒でもOK)
・きゅうり 1/3本
・わさび 適量
・塩 少々
つくり方:
- きゅうりを輪切りにし、塩もみして水気を切っておく
- ごはんの上に、緑茶氷、きゅうり、鰻の山椒煮(山椒も)、わさびの順にのせ冷茶をかける
■ゴーヤとおかかの氷茶漬け
材料:(1人分)
・ごはん 1膳
・緑茶氷 5個
・冷茶 150ml
・ゴーヤ 1/6本
・ミョウガ 1/2本
・花かつお 一つかみ
・醤油 大さじ1
・ゴマ油 小さじ1
・塩 少々
- ゴーヤを薄切りにして、塩もみして水気を切っておく
- ミョウガは薄切りにしておく
- フライパンにゴマ油をしき、1のゴーヤを入れ炒める
- しんなりしてきたら花がつおを入れてまぜ、最後に醤油で味をつける
- ごはんの上に、緑茶氷、冷ました4、ミョウガの順にのせ冷茶をかける
<まとめ>
いかがでしたか?夏バテになるとついつい、麺類などの炭水化物に偏ってしまったり、量が食べられなくなったりと栄養補給が滞り、どんどん負の連鎖におちいってしまいがちです。「氷茶漬け」なら、胃腸や身体を元気にする栄養を補いながら、いつのまにか2杯、3杯とたっぷり食べられるので、この時期におすすめですよ。もし自宅にかき氷器があるなら、ふわふわのかき氷茶漬けにしてもおいしいです。具材もアレンジして、ぜひ色々な味をお試しください。