夏を爽やかに!ふわりと香る「緑茶フレグランス」で、毎日に癒しを
爽やかな緑茶の香りを使った、夏にぴったりな「緑茶フレグランス」。実は、海外でも人気が高く、なんとあのブルガリからも販売されていることをご存知でしたか。緑茶は、日本だけでなく、海外からも「グリーンティー」として親しまれ、その香りもまた愛されているようです。今回は、そんな緑茶フレグランスの魅力と、簡単なつくり方をご紹介します。身にまとう以外にも、ルームフレグランスやバスフレグランス、ファブリックミストとして大活躍。今年は、緑茶の香りで爽やかな夏を過ごしましょう。
「緑茶の香りにほっとする」は科学的に証明されていた!
緑茶を飲んだときやお茶屋さんの前を通ったとき、「なんだかほっとするなぁ」と感じたことはありませんか?昔から慣れ親しんだ香りだから?もちろんそれもありますが、実は緑茶には、「青葉アルコール」「リナロール」「ゲラニオール」といった、心を落ち着かせたり、脳の疲労を回復させたり、不安を取り除いてくれるような作用のある、香り成分が含まれているのだそうです。香水としてはもちろん、お部屋やお風呂、ハンカチや洋服、バスタオルや枕など、日常のさまざまな場所やモノに「緑茶フレグランス」をシュッとひと吹きすれば、そこが癒しの空間に。爽やかな香りは、夏にぴったりです。
実は簡単!「緑茶フレグランス」を手づくりしよう
今回ご紹介するのは、市販のフレグランスは苦手という人にもおすすめな、アロマオイルを使った緑茶フレグランスです。つくり方もとっても簡単。オリジナルだと香りの強弱も調節できますよ。
「緑茶フレグランス」のつくり方
材料:
無水エタノール 10ml
緑茶の精油(好みのもの)20滴
遮光瓶
つくり方:
- 遮光瓶に無水エタノールと緑茶の精油を入れ、蓋をしてよくまぜる
- 毎日軽く振ってかき混ぜながら香りがなじむまで数日ねかせる
ホホバオイルを使った「香油」や「練り香水」のつくり方
強い香りが苦手な人やアルコールに敏感な人は、やさしく香るホホバオイルを使った「香油」や「練り香水」がおすすめです。
■「緑茶香油」のつくり方
材料:
ホホバオイル 10ml
緑茶の精油(好みのもの)20滴
遮光瓶
つくり方:
- 遮光瓶にホホバオイルと緑茶の精油を入れ、蓋をしてよくまぜる
- 毎日軽く振ってかき混ぜながら香りがなじむまで数日ねかせる
■「緑茶の練り香水」のつくり方
材料:20g分
ホホバオイル 15ml
緑茶の精油(好みのもの)15滴
蜜蝋 5g
保存容器
つくり方:
- ボウルにホホバオイルと蜜蝋を入れ、湯煎にかける
- 蜜蝋が透明になったら容器に移す
- 2に、緑茶の精油を入れまぜ、固まればできあがり
※いずれの場合も、パッチテストを必ず行い、肌荒れなどが起こらないか確かめてからご使用ください。
<まとめ>
いかがでしたか?緑茶に含まれる香り成分を知ると、日本だけでなく世界中から愛される理由が分かりますよね。市販のフレグランスも素敵ですが、色々ブレンドされているものも多く、手づくりならその点、緑茶そのままのアロマや自分好みの香りを楽しむことができます。夏の暑さや日々のイライラも、ふわりと香る緑茶フレグランスが、きっと和らげてくれますよ。ぜひみなさんもお試しください。