緑茶の栄養素をまるごと摂れる、お茶挽き器で作った粉末茶の魅力


皆さんは、「粉末茶」をご存知でしょうか?茶葉を細かく粉砕したもので、急須がなくても手軽に香り豊かな緑茶が楽しめるほか、お料理やスイーツ作りなどにも広く使われています。この粉末茶を自宅で手軽に作れると今人気なのが、「お茶挽き器」。自分好みの茶葉を自分好みの細かさに挽くことができ、できた粉末茶はなんと茶葉の栄養素をまるごと摂ることができるんです。そこで今回は、カテキンやビタミンCもたっぷりな粉末茶が作れる、お茶挽き器と粉末茶の魅力をご紹介します。

種類も豊富、自分好みのお茶挽き器を探そう!

「お茶挽き器」や「お茶ミル」などの言葉で検索すると、緑茶を簡単に粉末茶にできるアイテムがたくさんでてきます。セラミック製のものや、天然木、陶器のものまで実に多彩です。値段もお手頃なものから、豊富な機能を備えた高価なものまで、用途や好みに合わせて選ぶことができます。

商品を選ぶポイントとして

・手動、電動の違い
・粉末の細かさ
・粉末の種類(粗目、細か目などが選択できるか)
・一度に粉末にできる量
・粉末化の速度
・お手入れのしやすさ

などをチェックしましょう。

例えば、粉末が細かくなればなるほど、飲み心地がなめらかになります。粉末の種類が豊富だと、レシピが広がります。また、粉末の速度は風味や香り、栄養素などに影響しますので、お茶本来の味わいを楽しみながら栄養素もたっぷり摂りたいなら、低速タイプがおすすめです。

カテキンが通常の2.3倍!?粉末茶なら栄養素がまるごと摂れる!

水やお湯を注ぐだけで手軽に緑茶がいただける粉末茶ですが、粉末茶のすごさはなんといっても緑茶の栄養素をまるごと摂れること。実は、急須で淹れた緑茶の茶殻には、70%もの栄養素が残ったまま※なのだそうです。その点、粉末茶なら栄養素を余すことなく摂ることができ、カテキンの摂取量は急須で淹れた緑茶に比べてなんと2.3倍※にもなるのだとか。また、緑茶に含まれる脂溶性のビタミンAやEも粉末茶ならまるごといただけます。

※(株)日本医学臨床検査研究所調べ

粉末茶と抹茶は全く別物

ところで、見た目はそっくりな粉末茶と抹茶ですが、全く別物で、茶葉も違えば製造方法も違います。(粉末茶にも緑茶やほうじ茶、玄米茶などがありますが、ここでは煎茶を粉末状にしたものを粉末茶としています。)

粉末茶は、茶葉を粉末状に加工したものです。一般的な粉末茶は、碾茶(抹茶の原料となるもの)と違って茶園に覆いをせず、日光を浴びて育った煎茶を使用しています。抹茶に比べ、煎茶にはカテキンやビタミンCなどが豊富に含まれています。

一方抹茶は、碾茶(覆いをした茶園で収穫し、茶葉を蒸した後、揉まずに乾燥させ、茎や葉脈などを取り除いたもの)を石臼や機械で挽いて微粉末状にしたものです。日光を遮って育てた茶葉は、最近リラックス効果が話題となっている旨味成分のテアニンが豊富に含まれています。

どちらも茶葉をそのままいただくので、急須で淹れたお茶と比べお茶の栄養成分をまるごと摂取できるのは魅力的です。
また、摘みたての新茶をまるごといただくのも旬ならではかもしれませんね。

大井川茶園では、新茶シーズンの特別企画を毎年開催しています。
今年も目玉企画をたくさんご用意しましたので、ぜひこの機会にご購入ください。

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<まとめ>

いかがでしたか?粉末茶は、緑茶ラテや焼酎の緑茶割り、緑茶ハイボールなど楽しみ方も色いろ。もちろん、パンやケーキ、アイスやプリンなどのデザートや、緑茶粥、緑茶鍋など、料理の幅も広げてくれます。まずは粉末茶がどのようなものか飲んでみたい方には、市販の粉末茶もおすすすめです。大井川茶園でも、緑茶のほか、玄米茶やほうじ茶などの粉末茶を取り揃えていますので、ぜひお試しください。

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