緑茶パワーで、口臭もすっきり!出会いの春は、お口の中もリフレッシュ
桜の開花が早まった今年の春。心機一転、新生活をスタートさせる人も多いのではないでしょうか。新たな環境での新たな出会いに向け、みなさん準備は万端ですか?髪や服装など身だしなみはもちろん、エチケットとして整えておきたい臭いのケアはどうでしょうか?実は、人の印象を大きく左右するものの一つとも言われている口臭。しかも、自分ではなかなか気づきにくく、ケアできていない人も多いのだとか。そこで今回は、出会いの春におすすめな緑茶を使った口臭ケアをご紹介します。この機会にお口の中もリフレッシュして新生活を楽しんでくださいね。
やっぱり歯磨きが大事?口臭のメカニズム
口臭の原因は、主に4種類あります。一つは、一番多いとされる歯周病です。歯周病になると、歯と歯茎の間に隙間ができますが、そこを格好の住かとする細菌から硫化水素やメチルメルカプタンといった臭いの素が発生し、口臭の原因となります。二つ目は、糖尿病や肝機能障害など、全身疾患によるもの。そして、ニラやニンニクなど臭いの強い物を食べた時やホルモンバランスの変化によっても口臭が発生すると言われています。
一般的な口臭の原因となる歯周病は、口内フローラと呼ばれる口腔内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増えることで起こりやすくなります。
そこで大切になってくるのが、歯医者さんでの定期的な歯のクリーニングや日頃からの丁寧なブラッシング、そして歯間ブラシなどによる歯垢除去です。悪玉菌の餌となる歯垢を徹底除去することで、臭いの素となる悪玉菌の繁殖や歯周病の進行を抑えることができます。
悪玉菌の繁殖を抑えてくれる「緑茶うがい」もおすすめ!
歯垢除去にプラスしておすすめなのが、「緑茶うがい」です。緑茶に含まれる茶カテキンは、抗ウイルス作用や抗菌作用で知られていますが、悪玉菌の繁殖も抑制してくれます。しかも、臭いの素となる成分と結合して消臭する作用もあるので、臭いの強い物を食べたあとやその他の口臭の軽減にも役立ちます。
緑茶うがい液の作り方とうがい方法
材料:
・粉末緑茶 ティースプーン山盛り1杯
・水 100ml
1. 水に粉末緑茶を加えよくかき混ぜる。
2. 1の緑茶うがい液を口に含み、ブクブクとしっかり口の中をすすぎ吐き出す。
カテキンを口内に留めるため、緑茶うがい液ですすいだ後は水などですすがずそのままの状態にしておきましょう。歯磨きや歯間ブラシのあと、特に寝る前の緑茶うがいがおすすめです。
<まとめ>
いかがでしたか?緑茶カテキンの消臭作用や抗菌作用は古くから期待されていて、これまでもガムやキャンディー、サプリメントなどに利用されてきました。お寿司屋さんで必ず出てくる「あがり(緑茶)」も、生魚についた菌を減らすための理にかなった先人の知恵だと言われています。4月は新しい出会いの季節。心機一転、お口の中もリフレッシュして、素敵な春を迎えてくださいね。