医師も注目!認知症予防も期待できる
はちみつ緑茶の力
今、社会問題ともなりつつある認知症。認知症は、脳の神経細胞が障害を受け死滅し、減少することで起こると言われていますが、その特効薬はまだ見つかっておらず、若い頃からの予防が大切なのだそうです。そこで今回は、手軽にできて、効果も期待できると医師も注目している、はちみつ緑茶を使った認知症予防をご紹介。飲み物をはちみつ緑茶に置き換えるだけなので、ストレスなく続けられますよ。
認知症の発症の多くは70代以降、でも50代から脳の神経障害は始まっている
60代では1.5%程度の認知症発症率が、80代になると30%と急増します。
これは、脳の神経細胞にダメージを与える有害物質の蓄積が50代前後から始まり、70代、80代と年齢が高くなるにつれ脳の障害が進むためだと言われています。
そのため、医師たちも若いうちからの認知症予防を呼びかけています。
はちみつ緑茶がなぜ認知症予防におすすめなの?
認知症は、老化による物忘れとは違い、脳の神経細胞がダメージを受けることで記憶や認知能力が低下し進行していきます。
まだはっきりとした発症メカニズムは解明されていませんが、脳の神経障害を防ぐことが認知症予防になるのではないかと研究が進められています。
はちみつと緑茶には、脳の神経障害を予防する有害物質の除去や脳神経細胞の保護・修復作用があることから、認知症予防への効果が期待されてきました。
緑茶
緑茶に含まれるエピガロカテキン-3-ガレートは、体内の有害物質を取り除くだけでなく、神経細胞を保護・修復する作用があるとされる
はちみつ
はちみつに含まれるフラボノイドが認知症を引き起こす有害物質の蓄積を抑えると言われている
実際、緑茶を1日2杯以上飲むグループと週に3杯以下しか飲まないグループの認知障害発生状況を比べたところ、週に3杯以下しか飲まないグループに比べて、1日に2杯以上飲むグループは54%も認知障害が抑えられたというデータ(※1)もあります。
1日2杯のはちみつ緑茶で、認知症を防ぐ!
はちみつ緑茶の作り方
材料:
煎茶 100g
氷水 1リットル
(煎茶10gに対し水100mlで調整)
純粋はちみつ スプーン1杯
作り方:
1. 冷水ポットに茶葉を入れ、上から氷水を注ぎ3時間程度置く
2. 1の緑茶100mlに対し、スプーン1杯のはちみつをまぜればできあがり
※はちみつが溶けにくい場合は、少量のお湯で溶かしてから加えると混ざりやすくなります。
緑茶に含まれるポリフェノールの中でも、とりわけ認知症予防への効果が期待されるエピガロカテキン-3-ガレートは、茶葉を氷水など低温抽出することでより多く溶け出します。
はちみつは、加熱されたものや加糖されたもの、精製されたものなど種類がありますが、何も手が加えられていない栄養豊富な純粋はちみつを選びましょう。
※1
参考HP:東北大学大学院発表「高齢者における緑茶と認知機能との関連について」
<まとめ>
いかがでしたか? 認知症の脳神経ダメージは、表立った症状のない50代前後から始まっています。だからこそ、早期的なケアの開始が大切です。緑茶やはちみつは認知症だけでなく、高血圧や疲労回復などさまざまな体調の改善に役立つと言われています。1日2杯のはちみつ緑茶で、健康寿命を延ばしましょう。