口内炎を治すなら、緑茶うがいがおすすめ!原因や手軽なケアも紹介


口の中に急に現れては、食事が苦痛になるほど痛むこともある口内炎。さまざまな原因でできると言われていますが、その予防や解決策として歯科医もすすめる方法が「緑茶うがい」です。帰宅時のうがいはもちろん、食事後や食間、就寝前など、1日に数回緑茶を飲んだり、緑茶でうがいをしたりするだけという手軽さで、口内炎が軽減できるという「緑茶うがい」とはどのようなものなのか、なぜ緑茶が口内炎によいのか、口内炎の原因も含めてご紹介します。

口内炎の原因は、疲れ?ビタミン不足?ストレス?

口内炎とは、口内やその周辺の粘膜にできる炎症のこと。原因はさまざまあると言われています。

・「アフタ性口内炎」

免疫力の低下(疲れやストレス、病気による)や栄養不足、睡眠不足などでなり、口内炎の中でも一番多いと言われている口内炎。

・「カタル性口内炎」

頬の内側を噛んでしまう、入れ歯で粘膜が傷つくといった物理的刺激によって起こる口内炎。

・「ウイルス性口内炎」

ウイルスや細菌の増殖が原因で起こる口内炎。

その他さまざまな原因があるようです。例えば、疲れていると唇や口の中を噛みやすくなったり、ストレスから食いしばった歯で粘膜を傷つけてしまったりすることもあります。その場合、そのまま「カタル性口内炎」になったり、そこからウイルスや細菌が入って「ウイルス性口内炎」になることもあるようです。

即効性はあり?緑茶カテキンが口内炎におすすめな理由

口内炎はできることならすぐにでも治したいですよね。やはり一番早いのは、病院で原因をつきとめ、治療薬を処方してもらうこと。ただ、口内炎となると自然治癒するまで待つ人も多いのではないでしょうか。だからこそ大切なのが、日頃から行う口内炎にならないための口腔ケアです。

口内炎予防で一番大切だと言われている
「口の中を清潔に保ち、口内の細菌の繁殖を抑える」状態を維持するためには、

・毎食後歯磨きをする
・毎食後、起床時、就寝前にうがいをする
・定期的に歯科医で口腔ケアを行う

さらに、「緑茶うがい」をすると良いそうです。

緑茶には、ウイルスや細菌の感染を阻害する、抗ウイルス、抗菌作用の強いカテキンがたっぷり含まれています。そのため、水を緑茶に変える「緑茶うがい」をするだけで、口内炎の予防、さらには歯周病やインフルエンザなどの風邪予防までできてしまうのだとか。毎食後の歯磨きやうがいが難しい場合でも、食事中の飲み物を緑茶に変え、食事の最後に口をすすぐように飲むだけでもOK。殺菌力の強いうがい薬は刺激が強すぎて逆効果になることがあるため使用しない方がよいようです。

<まとめ>

いかがでしたか? 口内炎の原因として一番多いと言われている「アフタ性口内炎」は、疲れやストレス、栄養不足に睡眠不足など、体の調子が悪い時に起こりがちです。逆に考えると口内炎は、「働きすぎだよ」「体をやすめて」といった体からのサインともいえるのではないでしょうか?「緑茶うがい」で日頃からケアをしつつ、早めの休息、そして十分な睡眠と栄養で、痛い口内炎を事前に防いでくださいね。