話題の「しょうが緑茶健康法」とは?
しょうが緑茶氷の作り方も解説
医学博士である平柳要先生が考案された、「しょうが緑茶健康法」が高血圧や糖尿病、認知症などに効果があるとして、今話題を集めています。生姜と緑茶、それぞれが持つ健康パワーが合わさることで、血管が若返り、体が元気になるのだとか。しかも、作り方は簡単!仕事や家事、育児に忙しい毎日でも、気軽に取り入れられて、体も喜ぶ「しょうが緑茶健康法」とはどのようなものなのか、ご紹介します。
夏のウイルス風邪やクーラー病の予防にも。生姜と緑茶の元気パワー!
「しょうが緑茶健康法」がなぜ体によいのか、まずは生姜と緑茶それぞれが持つ健康パワーを見てみましょう。
生姜のココがすごい!
・体温を上げる血行促進作用
・ウイルスも退治する殺菌作用
・消化を助ける健胃作用
・生理痛も和らげる鎮痛作用
・細胞の損傷を抑える抗炎症作用
・ガンのリスクを下げる可能性のある細胞保護作用
など
緑茶のココがすごい!
・エピガロカテキンガレートによる、血圧や血糖値のコントロール作用
・歯周病予防にも効く殺菌作用
・ダイエットに最適な中性脂肪抑制作用
・動脈硬化や脳卒中を防ぐ善玉コレステロール増加作用
・ビタミンをも上回る抗酸化作用
・ポリフェノールによる抗がん作用
など
これだけ並べてみてもすごいパワーですね。生姜緑茶は、このようなそれぞれの特性が合わさることで、1+1=2ではなく、それ以上に健康パワーが増加することから、“最強の飲み物”とも呼ばれているそうです。これからの季節、長引くことの多い夏風邪や自律神経の乱れからくるクーラー病の予防にも「しょうが緑茶健康法」はおすすめです。
簡単3ステップ!「しょうが緑茶」の作り方
材料(1人分):
・生姜 小さじ1
・緑茶の茶葉 小さじ2
・お湯(80℃に冷ましたもの) 150ml
※沸騰したお湯を湯呑などに一度移し、そこから2分待つと80℃まで下がります。
作り方:
1. 生姜を皮ごとすりおろしておく。
2. 茶葉を入れた急須に80℃に冷ましたお湯を入れる。
3. 2を湯呑にそそぎ、1の生姜を入れまぜたらできあがり。
ポイント!
・生の生姜が一番良いそうですが、1.5倍量のチューブ入りの生姜でも代用可能。
・熱湯だと、緑茶の有効成分を壊してしまうため、必ず80℃まで冷ましたお湯を使いましょう。
・外出が多い場合は多めに作って、水筒に入れてこまめに摂取すると良いそうです。
時間がない朝にも!「しょうが緑茶氷」の作り置きがおすすめ!
「しょうが緑茶」は、氷にして作り置きもできるそう。1ヵ月冷凍保存ができ、お湯を注ぐだけなので、忙しい毎日にも簡単に取り入れられそうです。
材料:
・すりおろし生姜 小さじ1×製氷皿の数
・粉末茶 小さじ1/4×製氷皿の数
・水 適量
・製氷皿
作り方:
一つの製氷皿に、すりおろし生姜小さじ1、粉末茶小さじ1/4ずつ入れ、それぞれに水を適量入れて軽く混ぜ、冷凍庫で凍らせればできあがり。もちろん、1.5倍量のチューブ入りの生姜でも代用できます。
まとめ
いかがでしたか? 健康食材として取り上げられることの多い、生姜と緑茶がタッグを組むことで、その恩恵をより受けることができるんですね。1日1回を多めによりも、数回に分けてこまめに飲む方が良いのだとか。「しょうが緑茶氷」であれば、お湯を注ぐだけなので、忙しい毎日でも実践できそうですね。