いくつ知ってる?緑茶トリビア
日本で古くから飲まれている緑茶。現在では、欧米をはじめ、世界各国でも親しまれるようになりました。味わいや香りもさることながら、健康維持や美肌に導く成分も多く含まれているとして、近年、ますます注目が高まっています。そこで今回は、緑茶トリビアをクイズ形式でご紹介。宴会シーズンの雑学にも役立つ!?緑茶のあれこれ、みなさんはいくつ知っていますか?
クイズ、緑茶トリビア。あなたの答えはYES ?or NO?
- Q1 緑茶、紅茶、ウーロン茶は同じお茶の木からつくられている
- Q2 お茶の産地である静岡県は、健康寿命の平均値が高い
- Q3 緑茶を飲む人の方が飲まない人よりも年収が高い傾向にある
- Q4 緑茶の茶葉は、高温で抽出するほど、旨みと甘みが増えるが、カテキンは減る
- Q5 粉茶、粉末茶、抹茶はすべて同じものである
いくつ答えられましたか?気になるanswerはこちら!
Q1 緑茶、紅茶、ウーロン茶は同じお茶の木からつくられている
答えはYES。
同じ木からつくられています。元の葉はどれも、「カメリアシネンシス」というツバキ科の茶木から摘み取られたもの。発酵の度合いの違いで全くことなる味や色合い、香りが生み出されています。まさに職人技ですね。
Q2 お茶の産地である静岡県は、健康寿命の平均値が高い
答えはYES。
全国一のお茶の産地であり、日ごろからお茶をたくさん飲んでいる人の多い静岡県の健康寿命の平均値は、男女ともに全国2位※1。90歳や100歳を超えても元気に暮らしている健康長寿な方も多く、たびたびメディアでも取り上げられています。
Q3 緑茶を飲む人の方が飲まない人よりも年収が高い傾向にある
答えはYES。
伊藤園が北米企業のビジネスマンを対象に行ったアンケート調査※2によると、緑茶をよく飲む人は、飲まない人よりも年収が約83.7万円も高い結果が出たそうです。また、飲むと答えた約半数近くの人が、「頭がさえる・すっきりする」と答えたほか、その8割の人が「仕事の効率が上がった」と緑茶を好んで飲んでいるとのこと。
Q4 緑茶の茶葉は、高温で抽出するほど、旨みと甘みが増えるが、カテキンは減る
答えはNO。
緑茶の茶葉は高温で抽出するほど、苦みの成分でもあるカテキンが増えます。逆に低温(50度以下)で抽出すると、まるで昆布のような旨みと甘みがより引き立ちます。これからの季節、インフルエンザなどのウイルス対策には、80度以上の高温で抽出したカテキンたっぷりの緑茶を飲んだり、その緑茶でうがいをしたり、掃除をしたりするなどがおすすめです。
Q5 粉茶、粉末茶、抹茶はすべて同じものである
答えはNO。
見た目は似ていますが、実は違うもの。「粉茶」は、煎茶をつくる際に出た粉末状のもので、お寿司屋さんなどでよく見かけます。茶殻が出るため、通常お茶パックなどに入れていただきます。「粉末茶」は、茶葉を粉末状にしたものです。お湯や水に溶かして飲みます。「抹茶」は、抹茶用に特別に2週間ほど前から直射日光が当たらないようにした茶葉を乾燥させ、石臼などで丁寧に挽いたものをいいます。手間暇をかけた分、「粉茶」や「粉末茶」よりも格別な味わいです。
出典:
※1 静岡県公式HP
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-430/kenzou/kenkoujyumyou.html
※2 伊藤園「北米ビジネスマンの飲料実態調査」より
まとめ
緑茶トリビアいかがでしたか?みなさんはいくつ知っていたでしょうか?アメリカのビジネスマンにも愛飲されているという緑茶。アメリカの高所得者は健康志向も高い傾向にあるので、より緑茶が人気なのかもしれませんね。みなさんもぜひ、緑茶を毎日の生活に取り入れてみてくださいね。