いろいろなお茶で楽しむミルクティー
日に日に風の冷たさが増していく季節、いかがお過ごしでしょうか?こんな時期に恋しくなるのがミルクティーです。ふくよかな紅茶の香り、ミルクのコク、疲れを忘れさせてくれる甘さで飲むとほっとするという方も多いと思います。ミルクティーといえばアッサムやウバなどといった紅茶の茶葉を使うのが一般的ですが、それ以外にもいろいろな茶葉を使ったミルクティーがあることをご存知ですか?ミルクティーが大好きという方のために、いつもとはちょっと違う、変わり種のミルクティーをご紹介します。
烏龍茶ミルクティー
紅茶の茶葉と烏龍茶の茶葉は実は同じチャの木から採れたもの。紅茶は茶葉を完全発酵させて作るのに対し、烏龍茶は発酵を途中で止めて作られているという違いがあります。烏龍茶とミルクは意外な組み合わせですが実はとても相性が良く、紅茶のミルクティーとは一味違った香りと味わいを楽しむことができます。
ジャスミンミルクティー
上品で贅沢なジャスミンの香りと濃厚なミルクを合わせたジャスミンミルクティー。ペットボトルの市販商品としてもすでにおなじみです。熱帯地域に生息するジャスミンの花は香りの王様とも言われるほど上品で贅沢な香りです。そのジャスミンの爽やかな香りのおかげで、ミルクティーの中でも比較的さっぱりといただける味です。
麦茶ミルクティー
麦茶にミルク?!と思われるかもしれませんが、濃く淹れた麦茶の香ばしさとミルクのまろやかさは意外な好相性です。作り方はとても簡単で、濃く煮出した麦茶に同量の牛乳を入れ、お好みで砂糖を加えるだけ。自宅でも簡単に作ることができそうですね。ノンカフェインなので子どもから年配の方まで幅広い年代で楽しめると思います。
ハーブミルクティー
リラックスできる、体の不調に効く、というイメージのあるハーブティー。ミルクと合わせることでさらに美味しく健康的にいただくことができます。牛乳にドライハーブをティースプーン1/2ほど入れて火にかけ、少し煮出すだけで簡単にできます。これからの季節、体を温める作用のあるハーブや風邪に効くといわれるハーブを選べば健康管理に役立てることもできそうですね。
インヤンティー
最後にご紹介するのがインヤンティーです。あまり聞き慣れない名前ですが、香港では一般的な飲み物で、実は紅茶とコーヒーを混ぜ合わせたもの。そこに砂糖と無糖練乳を加えたこの甘い飲み物は、カフェオレとミルクティーを合わせたような味です。
インヤンとは鴛鴦(おしどり)のことで、紅茶とコーヒーの絶妙なハーモニーを楽しめるお茶なのだそうです。ミルク感たっぷりの甘い味で疲れたときに体を癒してくれそうですね。
まとめ
いかがでしたか?ご紹介したのはほんの一部ですが、これ以外にもミルクティーにすると美味しいお茶がたくさんあります。お好みでいろいろと試してみてはいかがでしょうか?これからますます肌寒くなりますが、温かくて美味しくてほっとできる、自分好みのミルクティーを見つけてみてくださいね。