おもてなしにもぴったりな、ひんやり緑茶ドリンク
夏が近づくにつれ、ひんやり冷たいものが恋しい季節になってきました。そんな時こそおすすめしたいのが、爽やかに心も体も潤してくれる緑茶ドリンクです。暑い夏にぴったりな水出し緑茶は知られるようになりましたが、ほかにも緑茶を使って簡単につくれる涼やかなアレンジドリンクがあるんです。今回は、これからの季節にぴったりな冷たい緑茶ドリンクをご紹介します。
免疫力を高めてくれるカテキンもたっぷり
氷出し緑茶
材料:煎茶や玉露など 10g
氷 ポットが一杯になる量
冷水ポット(500~700ml)
作り方:
茶葉を冷水ポットに入れ、その上に氷をポット一杯になるよう入れる。氷がゆっくり溶けるよう、常温で2~3時間ほど置き溶けたらポットを軽く振ってできあがり。寝る前に冷蔵庫に入れておけば、翌朝おいしい氷出し茶が飲めます。
うま味たっぷりシュワっと爽やか
炭酸緑茶
材料:煎茶や深蒸し茶など茶葉 10g
水 1ℓ
炭酸水 適量
冷水ポット
作り方:
茶葉を冷水ポットに入れ、その上から水を注ぎ冷蔵庫で3時間~一晩置く。できあがった水だし緑茶を炭酸水と2:1の割合で割れば完成。水出しでも十分甘みのある緑茶をつくれますが、先に紹介した氷出し緑茶を使うとまた違った風味が楽しめます。
風流に、涼やかに、夏を楽しむ
■冷抹茶
材料:抹茶 茶さじ1杯半
水 70cc
氷 適量
作り方:
器に抹茶を入れたのち、水を少量加えて丁寧に茶筅で混ぜる。よく混ざったら、残りの水を注ぎ、茶筅で泡立てるように20秒ほど点てる。最後に氷を入れたらできあがり。ガラスの器を使うとより涼やかさを演出できます。
本場モロッコの味わいを日本で
■ミントティー
材料:スペアミント(生) ひとつかみ
緑茶 300~400ml
角砂糖 お好みで
作り方:
ティーポットに半量のミントを入れ、あらかじめ用意しておいた緑茶を沸騰させ注ぐ。角砂糖を入れ2~3分蒸らしたら粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす。透明なグラスに残りのミントを入れる。グラスに冷やしておいたミントティーを注いでできあがり。飲みながら、スプーンなどでミントを潰すとより爽やかな香りが引き立ちます。また、冷蔵庫で冷やさず熱々のままいただくと、より香りが感じられておすすめです。緑茶の代わりに紅茶やルイボスティーなどを使っても違った味わいが楽しめます。
まとめ
いかがでしたか?ビタミンCやカテキンがたっぷり入った緑茶は、夏風邪予防にもなり、夏のひんやりドリンクとしてぴったりです。それぞれの緑茶ドリンクに合うお茶菓子を探すのも、また違った楽しみがありおすすめです。モロッコで日常的に飲まれているミントティーは、角砂糖をたっぷり入れるとより本場の味に近くなります。現地では、グラス1杯のミントティーに対して、レンゲ1杯半に相当する角砂糖を入れるそうです。汗ばむ夏の日の一杯にぜひ緑茶ドリンクをお試しあれ。