びっくり仰天!?世界の珍しいお茶特集
今日本は、ウーロン茶や紅茶、ハーブティーなどの専門店があるほど、世界各地のお茶を気軽に楽しめるようになりました。でも、世界にはまだまだ知られていない、珍しくて中にはちょっと驚きのお茶があるんです。そこで今回は、そんな知って楽しい、世界の珍茶をご紹介します。
世界の食べるお茶
タイ ミアン
タイ北部のチェンマイの名産品として知られ、漬物茶と呼ばれるお茶。漬物と言うように、茶葉を発酵させてつくります。食後の歯磨きとして食べたり、カフェインの作用を利用して農作業の精力剤としても使われてきました。岩塩や生姜、揚げた豚肉などを包んで食べることが多く、タイの別の地域では嗜好品として人気があるようです。
中国 竹筒酸茶
蒸した茶葉を自然発酵させ、竹筒の中に入れてバナナの葉と土で蓋をしたのち、そのまま3ヵ月土の中に埋めるという珍茶。酸っぱいものほど美味しいとされていて、匂いも強烈。そのまま食べたり、食べながら煙草を吸う習慣があるそうです。
毎日何十杯も飲むお茶
チベット バター茶
チベットでもっともポピュラーなお茶。チベットの人たちは、朝目覚めてから夜寝るまでに何十回もお茶を飲むそうで、それは年を重ねていくほど増えるのだとか。バター茶は、潰した茶葉と水をよく煮詰めたあと、バターと塩と牛乳をまぜてつくりますが、この混ぜ具合によって美味しさが断然違ってくるそうで、母から娘へと代々受け継がれていく、家庭の味でもあります。
寒い冬にぴったりの伝統茶
韓国 水正果(スジョンガ)
韓国の伝統茶の一つ。干し柿の甘みと桂皮や生姜が香る甘辛い味わいが特徴で、二日酔いや冷え性にも良いとされています。今では、韓国のスーパーでも缶やペットボトルに入ったものが気軽に買えるので、旅行に行かれた際にはぜひ挑戦してみては?
日本では即逮捕!?な衝撃茶
ペルー、ボリビア コカ茶
その名の通り、コカインの原料となるコカの葉を原料とするお茶なので、ぎょっとするかもしれませんが、南米のアンデス地方では日常的に飲まれているお茶。ビタミンCも多く、高山病の予防や精力剤としても広く使われてきました。なので、標高の高い街にあるホテルやレストランなどでは、高山病予防として無料でふるまわれていて、世界各地からの旅行者も気軽に飲んでいるそう。ただし、日本への持ち込みは禁止されているので、気を付けましょう!
(まとめ)
世界には、まだまだ未知なるお茶の世界が広がっています。現地に行かなけばなかなか味わえなさそうなものばかりですが、中には日本でも販売されているものもあるので、興味のある方はぜひ試してみてくださいね。