【大人なら知っておきたいマナー】アフターヌーンティーのマナーをお教えします!
ケーキやスコーン、サンドウィッチと共に紅茶を楽しむアフターヌーンティー。現在は少しカジュアルなカフェでも楽しむことができるようになったので、皆さんも触れる機会が多くなったのではないでしょうか。しかし、貴族の社交として始まった文化だけにしきたりやマナーがたくさんあります。いざという時に恥をかかないために、今回は最低限のマナーをご紹介します!
【アフターヌーンティーの形式と、食べる順番】
アフターヌーンティーの象徴とも言えるのがケーキスタンド。下段にサンドイッチ、中段にケーキやスコーンなどの生菓子、上段にクッキーなどの焼き菓子が置かれます(2段の場合もあります)。これに紅茶が付けば、それだけで本格的なアフターヌーンティーと言えるでしょう。料理を食べる順番は、元々はコースのように一皿ずつ運ばれていたこともあって下段から順に楽しむのがマナー。焼き菓子を食べた後に再びサンドイッチに戻ることは、お世辞にもお行儀が良いとは言えません。また、一緒に楽しんでいる人全員が食べ終わるまで次の段のお皿に手を付けるのはNGですよ。
【各種料理の正しい食べ方とは!?】
何人かでケーキスタンドを共有している場合は、スタンドから直接食べるのはNG。一度、自分のお皿に置いてから食べましょう。一口サイズのサンドイッチは、手にとってそのまま口へ。紙ナプキンが用意されている場合はかじってしまっても大丈夫です。大きなサンドイッチは、ナイフとフォークでいただきます。スコーンの場合は、まず手やナイフで横に割ります。一口サイズに細かく割るのはNG。2分割した片方に、一口で食べる分のクリームやジャムをそのつど乗せていただくのがマナーです。最後にケーキの場合は、先端から一口ずつ切っていただきましょう。
いかがでしたか?今回はアフターヌーンティーの基礎の基礎をお届けしました。しかし、現代ではアフターヌーンティーも多様化しています。冒頭でもお話ししたように、カジュアルなシーンが増えているのも事実。マナーやしきたりは大切ですが、「楽しむこと」を主眼においている方も多いのではないでしょうか。マナーを頭の片隅に置いて、ぜひぜひ楽しんでみてください。